『髪が傷んでいる‥。ケアもしっかりしているのになんで?』と思ったことはないですか?
パーマやヘアカラーをしないわけにはいかない今、髪のダメージというのはツキモノといえばツキモノですが、ダメージにも上手く付き合っていけるダメージと、そうでないダメージがあります。
僕たち美容師が、お客様の要望に対して、『髪の質、髪の体力』をしっかり踏まえた上でお客様の求めるギリギリの所を施術をしていけば、ケアなども含めて付き合っていけるダメージでいられると思っています。そう考えると、一番大切な施術はカットということになります。
ダメージの元になるのがカットと言われると『?』と思われる方が多いと思いますが、美容室、もしくは同じ美容室でも美容師によって上手くいくいかないがあるのは何故でしょうか?それは、薬剤を使用しないカットだからこそ、その上に乗せるパーマやカラーの薬剤が、そのまま影響してしまうのがカットだからです。
動きのでる可愛いショートカットスタイル
ふんわり可愛いセミロングスタイル
おとなの落ち着いたしっとりロングスタイル
髪を切る道具や技術によるこだわりこそ、ラスヘアデザイン。
髪を切る道具も当然、気を使っています。髪を切る道具にはハサミ(シザー)、漉きばさみ(セニングシザー)、カミソリ(レザー)とあります。
残念ながら、レザーはどう上手く切っても傷みそうなのと、切られている(切っている)時の『チャリっジャリっ』という音を想像すると『ゾっ』となるイメージなので当店は使っていません。最近は傷まないレザーカットがあるそうですが、結局は全て訓練なのかなと思っております。
髪が傷んで仕方がないと仰る新規のお客様をみると、たいがいレザーカットされているか、漉きバサミによる過度のソギによります。ras hairdesignでは、ハサミによる、ストロークカットと呼ばれる技法を主に使用しながら、そこから各スタイリストがお客様の求めるヘアスタイルに応じて工夫を凝らして日々努力をおこなっています。